報道
出来事の発生時点とその出来事の報道の時点の時間差は非常に重要です。また、相場の反応と報道の間の時間差も重要です。
もしも、出来事→相場→報道という順序になった場合には、報道の内容は基本的には逆材料と解釈せねばなりません。もともと相場が弱くなっているところに更に下げ材料が出てきた場合には、買い方総逃げによって相場が底を打つことが多いのです。
下げつづけている相場で買いを入れるならば、下げ材料が出てから後にするべきなのです。
もしも材料がでなければ、トレンドは継続します。もしも下げている途中で強気材料が出てきたら、一旦戻したところを更に売り込むべきです。
報道の内容には、時として誰某の予想というものもあります。この誰某が生産業者や加工業者であった場合には、彼らの上げ材料≠真に受けてはなりません。彼らは値段を釣り上げて高く売りたいからそのような発言をしているだけなのです。本当に相場がこれから強くなると予想されている場合には、彼らは原材料などを安く仕入れることを望み、相場に上げ材料≠提供したりはしないのです。
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