Weekly Overitsa 2000.09.03
値幅制限
銘柄 | 先限価格(円) | 値幅制限(円) | 値幅制限÷先限価格 (%) | 先限価格×5% |
東京金 | 946 | 40 | 4.23 | 47 |
東京銀 | 168.2 | 6.0 | 3.57 | 8.4 |
東京白金 | 1900 | 80 | 4.21 | 95 |
東京パラジウム | 2328 | 80 | 3.44 | 116 |
東京アルミニウム | 174.6 | 4.0 | 2.30 | 8.7 |
東京ガソリン | 30110 | 700 | 2.32 | 1510 |
東京灯油 | 31260 | 900 | 2.88 | 1560 |
東京トウモロコシ | 11520 | 400 | 3.47 | 576 |
東京一般大豆 | 23900 | 1200 | 5.02 | 1200 |
東京非組換大豆 | 25590 | 1200 | 4.69 | 1280 |
東京アラビカコーヒー | 13560 | 600 | 4.42 | 680 |
東京ロブスタコーヒー | 8810 | 600 | 6.81 | 440 |
東京粗糖 | 24300 | 1000 | 4.12 | 1220 |
価格に対して、アルミニウム・ガソリン・灯油は値幅制限があまりに狭すぎる。これらの銘柄がパニックに陥りやすいのはむしろ当然である。9月1日に石油関係はストップ安となったが、それは値幅制限の設定があまりに不適切であるからだ。先限価格×5%と比較してみるといい。
IT関連株
米国のそれらはそろそろ墜落するだろう。資金が他の受け皿を探すからである。米国投資家一般はいつも先行し、リスクの大きいところで仕掛け、トレンドの半分ほどもいかないところで戦線離脱する。
本当においしいところはまた日本が食うことになるだろう。日本のIT関連は上がりつづける。
もちろん、Nasdaq指数が低迷するということではない。資金がナノテクノロジー系の銘柄に移るだけだからだ。
倒産
競争力の弱い企業が倒産するのは当然である。倒産しそうな企業をいつまでも政府が面倒を見るのはよくない。
財界の新陳代謝を大いに促さなくては、長期的な経済の成功は望めない。
数多くの企業が倒産したからこそ、日本の景気は回復に向かいつつある。
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