Weekly Overitsa 2000.07.23

カナダ

カナダドルを今すぐ買うことをすすめるわけではないが、カナダは将来が明るい国である。

軍事

カナダは表立ってどこの国とも軍事的対立状態にはない。また、様々な紛争地域から十分に離れている。アメリカとは友好関係にあるが、必ずしもアメリカの軍事行動に同調しているわけではない。

エネルギー

カナダは消費電力のほとんどを推力でまかなっているのだが、現在はさらに巨大な潮力発電所を建造する計画がある。完成すれば、出力は12,000,000MWであり、これは平均的な発電用の原子炉14,000基分を超えている。日米がITで踊っている間に、カナダは遥か先のことまで考えているのである。また、カナダのIT業界は日欧よりも先進してはいるのだ。

国土

カナダの人口密度は非常に小さい。したがって、まだまだ高齢化が急速に進むことはない。少子化は環境が増え続ける個体数を支えきれなくなっていることに対する本能的な警戒から生じているものであり、日欧では政府がどう頑張っても2025年あたりまでは流れが変わりはしない。日欧はカナダに勝てはしない。

地球温暖化はカナダにとっては悪影響が小さい。もともと寒すぎる国である。海面上昇によって困難に直面する地域があるだろうが、温暖化が世界各国に与える影響を考えると、カナダは相対的に有利な状況にある。

アマゾネス

ヤマンバ娘が消える頃に日本はさらに本格的な景気回復基調に乗るとどこかで書いた記憶があるが、現在ヤマンバ娘は絶滅しつつある。変わってアマゾネスが登場している。

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