Weekly Overitsa 2000.05.14

沖縄繁栄論

沖縄全体を完全に国税から自由にすべきである。これで様々な不平等の釣り合いは取れるだろう。

投資家・投機家は資金を沖縄で運用すればいいのだ。

ピアノ奏法考、その2

前週からの続きである。

速く弾けるようにするためには、最初から瞬発力に優れた白筋を鍛えようとしてはならない。むしろ、持久力に秀でる赤筋を鍛えるべきなのだ。

赤筋を動かすことは、神経系の発達を大いに促す。赤筋を鍛えなければ速い速度で安定して弾けるようにはならないし、手の故障を引き起こす危険性を大きくしてしまうのである。白筋は赤筋よりもはるかに故障しやすいからだ。

練習の後で手や腕がだるく感じられるようであれば、循環器系が手の運動に追いついていないで、無理な練習をしているのである。ゆっくりとした速度で練習し、筋肉に酸素や栄養を運ぶ毛細血管を増やすように心がけたい。

現人類滅亡論、その2

例えば幼児期に受けた虐待は性格や行動パターンの形成に大きな影響を与える。

例えば、失恋によって人生の歯車が大きく狂ってしまう人がいる。

人生におけるこのような性格の変化は本人が危機を乗り越えるために形成される。これは生物の歴史上非常に古くからあることで、例えばある形の岩の近くを移動中の個体が天敵に教われると、次回に似たような形の岩を避けて通るような行動パターンが形成される。生活様式が単純な生物の生存にはそれで十分だからである。

しかし、人間はそうはいかない。人生におけるさまざまな抑圧を乗り越えなければならない。なにかに失敗したからといって、似たような出来事が発生する可能性を避けつづけることが出来ない場合もある。

我々がこれから知能に加えて獲得していくものは、経験によって形成された行動パターンを後の時点で削除したり最適なものにしたりする能力である。これは潜在意識との自由な対話を必要とする。

このような能力の発達は、個体の努力のみの問題ではない。これまでの生物の進化の歴史の中で、行動パターンの最適化は進化のまったく新しいページを開くものとなるだろう。

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