Weekly Overitsa 2000.05.06
不動産の逆襲?
1990年代初頭に、フロリダ州の北部に住んでいたときに、しばしば土地の買い占めを目にした。犯罪に対して強い、城壁の覆われた街を作るためであった。
様々な凶悪犯罪が多発するようになってきた日本でも、同様の動きが始まるかもしれない。
ピアノ奏法考、その1
私はピアノ演奏の専門家ではないが、様々な文献を読んで、手の健康を最優先とした方法をまとめてみた。
必要以上に指を持ち上げてはいけない。高い位置から鍵盤に向かって指を落とすような動作は、指を持ち上げる文の時間の無駄になるし、鍵盤と指先の激突によって音が濁ってしまう。手の柔軟性を養うのならば、別の方法で訓練すべきである。
鍵盤を下に押す動作は手にとってもっとも自然な動作、つまり、物をつかむ動作の応用を基本とすべきである。鍵盤を押したときに物をつかんだような形になるべきであるので、単に構えている状態では俗に言う「卵を軽くつかんだような形」になってはいけない。「バスケットボールをドリブルするような形」になるべきである。指と甲のつくる角度は約135度である。
脱力した手を静かに鍵盤の上に置き、小指を鍵盤の生えている方向に並行にすると、手の基本的な構えができる。この時、人差し指と中指は上から見ると鍵盤に対してやや斜めになっているが、このことによって親指が下をくぐるのにかかる時間と労力を軽減できる。
親指の爪もできるだけ鍵盤に直接触れないほうがいい。これは音質と手の健康両面からの考察である。
第二関節を伸ばすと同時に第三関節を曲げるような動作、言い換えれば、指先で鍵盤を突くような動作をするとをすると、筋力が関節、特に第二関節を押しつぶすように働いてしまうので、このような動作はできるだけ避けるべきである。鍵盤を押さえるときには、指のすべての関節を曲げるようにすると手の故障につながりにくい。
第二関節を伸ばすと同時に第三関節を曲げるような動作、言い換えれば、指先で鍵盤を突くような動作をするとをすると、筋力が関節、特に第二関節を押しつぶすように働いてしまうので、このような動作はできるだけ避けるべきである。鍵盤を押さえるときには、指のすべての関節を曲げるようにすると手を傷める可能性は下がる
音をつなげない場合には、押さえていた指を引き上げるときの勢いで別の指が下がるようにするとよい。ただし、次に押し下げる指はあらかじめ鍵盤に接触しているべきである。
音をつなげる場合には、押さえる指を下に向かわせることによって、それまでに押さえていた指を持ち上げるような感覚で弾くのがよい。
セックス依存症
親が子の異性交遊を厳しく制限することがこの原因となることがあるらしい。つまり、セックス依存症は親に対する子の復讐≠ナあることがないわけではない。
人間はセックスをするものであるので、ガチャガチャ言わないほうがいい。
人間は年間を通じて発情期にあるのだ。
現人類滅亡論、その1
百獣の王であった虎が絶滅に瀕している。武器のなる牙や爪を捨て、命をつなぐのに絶対条件に近い毛皮さえ捨て去ったからこそ、人類は今や生態系の頂点に暴君として君臨する。発達した知能が優れた武器である。
しかし、生物の繁栄と絶滅を振り返るとき、そこに見られる一般的な法則として、あまりに優れた特質は必ずや致命的な欠陥を生むものである。虎の憂いはまさにその牙と爪に端を発している。人の知能は人の憂いそのものとなるであろう。いや、既にもうなりつつある。
現人類の大半は進化を降りた。しかし、その一部はさらに進化を続けるだろう。知能とはまったく異なる、我々が今現在では思いもよらぬ何か新しい特質を獲得し、彼らは我々を駆逐するだろう。彼らに対しては何らかの慈悲を期待できるかもしれないが、それはチンパンジーに対する我々の慈悲と本質的には変わらぬものであろう。
彼らが獲得する特質が何かということについては、次号で論じよう。
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